2024年12月31日 はじめに ふと最近、過去を振り返る機会があって どんどん掘り進めていたら 残していた宿題に気づく 今の自分が長らく会っていない昔の自分と 対話しているような感覚を得て その当時の自分の言いたかった事を辿る そうしてやることで あの頃の言葉や自分を救ってあげることが できるような気がしている 置いてきてしまった言葉の本質を 直しながらのんびりと追いかけていく 解釈は、読み手の思うままに… 続きを読む タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2024年01月04日 僕ができること 小さな幸せを積み上げることが 生きるために必要な栄養だと 積み上げたものをしっかり 実感して一日を終えるのだと それが僕にはできなかったから 後世へそれを伝える義務がある あの時できなかったからこそ いま出来ることがあると思うんだ タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月19日 放棄してはダメな理由 自分を裁くのは 最後は自分だと信じていた そうすべきだと決めていた けど最後の最後に 僕の味方になりうるのも 僕しかいないのだから どんな状況下でも 本当の意味で僕を救えるのは 僕しかいないのだから タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月17日 空の上から ただ君と一緒に この景色を見たかった 愛されたい訳でも 心奪われたい訳でもなく 二人だけの記憶を いつか君と話したかっただけ タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月16日 絆と支配 単なる突風や向かい風で 簡単に手を離すことがないよう 理解と信頼の深さを求めた ただ、より大切で大事な 存在になることを 望みながらも恐れた タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月15日 離れ離れであっても 太陽のように 存在自体に紛れがなく この世にひとつしかないものを ずっと信じていたかった ピンクがかったあの日の夕焼け すごくきれいな空、と知らせる 君の目に映った夕焼けも 僕の目に映る夕焼けも 遠く離れていても同じ空 それ以外にはない唯一の事実 タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月14日 罪悪感 時として事実を 捻じ曲げなければならないもの 最終形が正しくなるよう そこにあった真実を書き換えること その内容の如何にかかわらず 避けては通れない障壁だったこと 1点を捻じ曲げたことにより 均整が崩壊するリスクを受容すること それが分かってもらえなかったとしても 自分が侵され蝕まれてしまったとしても タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月12日 とびら 絶対絶命の時には 扉を開けて来てくれた 答えを求めて外を探すと その答えは内側にあると 行動で示す人だった 重く固い扉を叩いて 君が閉ざした先を追う 遠いようで実は近く 近いようで限りなく遠い その距離は変わることなく タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月11日 らしさ もうこの世界は 元に戻せないほど 汚れた場所だから 綺麗に見える作りもの その実は全て偽なのだと 元から世界にあるもの 自然に存在していたもの それだけを信じること そして物事の終わりが 行き着くところなのだと タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月10日 Errors 頭に文字が流れ続ける 言葉は全く出ない どんな手を使っても 打開の余地はなかった 時間枠いっぱいに 詰め込んだ感情と心情 嬉しくも苦しくも 同じ一日に変わりはない その上で、知った上で 君は笑顔だったのだと タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月10日 変えたくても変えられないもの 本当は人が好きなのに 一人でいた君の 手を引っ張って 一人が幸せという君に 本心ではないと 決めて入り込んで 結果を良い方へ 変えるために僕らは 出来る限り尽くすのだと 変えたくても 変えたくても どうしても変えられないもの タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月09日 森林限界の手前 風のように予告なく変わる きまぐれな風見鶏だから 状況次第でどちらにでも 行けるよう道を残したずるさ いつでも離せる手は 未だ掴んだまま タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月09日 白い紙 そうして完全に 僕らは分離をしていく さよならもないまま 全ての接点を消して 陽が温かく穏やかで 爽やかな風の一日だった こんな日でよかった こんな日だからこそだった タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月08日 漂う言葉と不確かな意味 もし君が僕のためにこの世界に存在してくれているのならもうやめていいんだよもし君が自分のためにこの世界に存在しないのであればもうやめていいんだよもう僕には君が言いたいこともおそらく伝えたかったことももう知る機会がないから タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月03日 肌寒い空 徐々に空気が澄んできて 遠くを走る車の音が聞こえる 沈む太陽にさようならと 今宵の月が昇り言う またこの景色を見られたと なんだかほっとする瞬間 随分冷えて切ない空気 秋の映画が閉館になる間際 タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月02日 叶わなかったとしても 込めた願いが 届こうがどうでもいい 込めるほど真剣に 願った事実だけでいい 叶わないなと 一度も思わなかったのなら 君を信じ切れたと 思えばいい タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年10月01日 Delete From ... いらないと思った記憶は パソコンみたくボタンひとつで 消せたらいいのに 許して薄めて忘れていく なかなか消えてくれない君を そうして僕から消していく タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月25日 24h未満 簡単に手にしたものは どうしたって 溶けるように消えるから 暗いトンネルの中 見えなかったものが 見得るようになるまで 君を待つ364日は それ以外の たった1日で報われる タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月23日 生を受けて 何も大したことじゃない必死に拾い集めてきたものと最初から持っていたものを互いに持ち寄っただけなのだから泣けてしまうほど美しく笑ってしまうほど誇らしく結局は照れてしまうのだけど僕が胸を張っていい十分な理由 タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月20日 根幹をなすべく 表面的な美しさなど どうでもいい 枝葉には見向きもせず 幹にしがみつく 葉先の綺麗さなど どうでもいい 一心に惑うことなく 根にしがみつく タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月19日 流れる雲 一度たりとも同じ景色を 見せることのない雲に重ねて ある段階、ある地点に 依存することのない 常に流れる雲に自分を乗せて タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月18日 雨音 大粒の雨の音が聞こえる 心地よい騒音に心紛れる 地面に落ち弾ける様が いつもなら届かぬ底の方を 潤していくのだろうか それとも隠れた孤独を音で かき消すのだろうか 降り切ってしまいさえすれば 晴れるであろう明日の展望 いっそう澄み渡る朝焼けを待つ タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月16日 father ふーっと吹き消せば 跡形もなく消えてしまう そんな弱々しさだったずーっと先の未来まで自ら照らしていけるよう小さな灯火を大切に護った愛しているよこの世界の中に存在する何よりも タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月15日 歳月 日々成長に触れながら 月日が経つのは早いものだと感じる そのうち嫌でも切り離さなければ ならない時が来るから その時に迷わず僕が手を離せるよう 今すべきことへ向かっていく 澄んだ夕焼け、10年目の秋が来て 季節の移り変わりを感じる タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月14日 詩人の集い かつてもらったコメントからリンクを辿るも ほとんどの人はもはや生存確認すらできない かつての自分がそうであったようように だからこそ僕はできるだけ長く続けようと思うよ いつか思い出してここへ来てくれることを信じて いつかまたこの世界で逢えることを信じて タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月10日 別の世界線 本質を理解していた その上で跨ぐ世界線 無意味の繰り返しと 不確かの積み重ね この世界の概念や 感情より重視したもの 助けたい救いたいから 助かりたい救われたい、へ いつもの自分へ戻るため 再び跨ぐ世界線 タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月07日 栞 言の葉が溢れる言葉の海の底に沈んだ誰にも見られないような言葉その中から響くものを探して目印にしおりをつけるなぜ今の僕に響くのかなぜその言葉を欲したのかを反芻し噛み締める タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年09月04日 tailoring 結局僕は、かたちが変わってしまうことを拒んだ 変わったり染まったりしてはいけないものを 差し出して魂を売ってしまうならば もうそれは僕のかたちをした別の人なのだから たとえ正論だったとしても それが今に当てはまらないのならば 全く以て意味をなさないように 色違いの僕を「僕」と言い切る必要はなかった タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月30日 足跡を辿って 自分が助かる方法すら分からずただただ周りにすがっていた笑顔で埋めても発散で埋めても今思えばどれも正解だったただ、どれだけ穴を埋めても今どうすべきか、だけが宙ぶらりんだったそれがとてつもなく深い穴に感じそこにフタをしたまま足跡を残した過去 タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月30日 やわらかい光の下で 混ざり合ってもやもやした何色とも言えない色に染まりたい混ぜても溶けないものこそが真実であり僕であったのだとしても薄く掛かった雲の後ろでぼんやりと照らす今日の月みたいに淡くやわらかい色になりたい タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月26日 大切にするもの 教科書から学んだことではなく自分が視て選んで大切丁寧に積み上げてきたものを信じることそれは僕が集めた答えのかたまり他の誰とも重ならない自分だけのものすごく当たり前のことだけどまず自分だけのものを大切にすること タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月25日 振り切る思い 希望や光は無数にあった方がいい自分につかめる光でなかったなら別の光を掴みに行くしかないのだから1つの星をいつも待ち侘びる日々が無駄だったとはおもわないだけど眩過ぎて届かない願いならば流れる星みたく見送るだけで仕方なかった タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月23日 視点 近くにないものを 見つけに行くために 遠くへ行こうとするのだと 当然のように固まった 考え方や捉え方に 見直す気付きをくれるのだと 白にも青にも染まらない 自分だけの色を探して 教えられた答えではなく 自分だけの色を作って タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月06日 生じた分岐 電車に乗っているような感覚 このまま乗っていれば 目的地まで着くことはできると思う ただ、途中で降りてしまうと 二度と同じ道へ戻ることはできない 目的地も変わってしまうかもしれない 問題は、 どちらの目的地が正しいか は、分からない、ということ タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月06日 明日へ あのときでたらめに描いた未来があのとき想像で語り合った未来がとてつもなく愛おしくキラキラと光る海面を真っ暗になるまで見送る辛くても諦めても生きてたら明日は必ず来てくれる タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月04日 完成しないパズル 足りなくなったら注ぎ足せばいいではだめだった足りないのはパズルのピースのような固有の形君の心にしかないもの結論を言うとそれ以外を受け付けずその代わりはどこにもなかった タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月02日 巡り巡る 消えたことすら気づかないうちに心の中から消えていくもの 逆にいつまでも心に残り続けるもの同じところを巡り巡って時を経ても、季節が変わってもずっと心の中に居続けてくれるもの僕を影ながら支えてくれるもの タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年08月01日 難しさ 定期的にどうでも良くなるときがある全部投げ出して塞ぎ込んで自分にはそれが向いていないと嘆いて悲観して一日を終える風や空や太陽に力をもらって一度捨てた目的を拾ってきては再びそれと向き合いはじめるその繰り返し、また繰り返し タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年07月29日 金色の道 見覚えのある景色に惹かれ ふらふらと立ち寄る そこであの時の君に 再開したような気がした 控え目に手を振り微笑んで そして金色の光の中へ消えていく 探しても探しても、もういない いつかの君とすれ違った道 タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年07月16日 振り切ること ここへ嘆きと気づきと償いを 連ねながら散っていく生き方この場所と乖離していく僕を君はがっかりするのだろうかけどここがあってよかったいつ終わるのかも解らないのだから思いっきり地球を蹴りあげてひとつずつ、ひとつずつ掴んでいくしかないのだから タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年07月14日 綴ること 美しいものほど儚い 時として描いた幻想ですら 自分の記憶の中ですら かたちを保てず、次の瞬間 何もなかったかのように 今までが嘘だったかのように 視界から、感覚から消えてゆく 残せないものだからこそ かたちにしておきたい 肉眼で確認できるものの中で 最も美しいあいのかたち タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年07月13日 名月をさがして 始終探し回っても手がかりはでない夕空に浮かんでくるぼんやりした月みたいに君の言葉は優しくて柔らかい柔らかいよるのひかり タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年07月11日 七夕 再び生まれ変わっても紆余曲折を経たのちまた君を愛するだろう数えきれない星の中から僕から見て一番輝いているのがたぶん君なんだろう タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩
2023年07月04日 裏表など捨てて もう推し量る必要もなく そのまま丸ごと受け入れたい 考える余地も何とか理論もなく 感情と直感で馬鹿みたいに信じたい 毎日が巡り廻っている認識もなく ただその一日を希望を持って走り切りたい タグ :詩写真詩言葉写真風景感情創作詩集自由詩