守りたいものを守る我がままも

 獲たいものを獲る我がままも

 どちらも今思えば誤差でしかなく

 生き方の違いでしかないんだなと



 ただ、どれも

ありふれた日常だったということ

 とるにたらない風景だということ

 既にあるものの尊さに気づけたなら

 その先へ堕ちていくこともないのだから