fuwauta

詩とは、読み手の想うままに…。
僕が見た『感情』と『風景』をここに残す。
いつかあなたの心に響く日が来る事を願う。
Since 2005. #詩 #写真詩

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強く在れたら、といつも想う


それをいつも断言出来なくて

随分ときみを苦しめたね

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出来るだけ傷を隠して

可能な限り前を向いて

僕は今日も生きている


生きるのが嫌になる日も

何とか一日やり過ごして

僕は今日も生きている

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想い描いた理想の上で

地球がまあるい意味を知る


なき永遠に焦れるも

遂げるまでの生き方として・・・


あとどれだけ

君の不安を優しさへ

変えられるだろう


あとどれだけ

当たり前の奇跡に

感謝出来るだろう

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ひとつのカタチが終わったとしても

失ったものより得たものが多い事実


僕から何かが剥がれ落ちていく感覚のあと

君からもらった言葉を忘れぬよう繰り返す


その言葉を心に刻んでまた歩む

誰もが笑顔になれる言葉を

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残念ながら君にとって

君を一番知っているのが

おそらくは僕だと言う事


知っているうえで

支えてあげられない事

頼りない僕で本当に悪いと思う

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子供の頃見た

たくさんの夢


描く未来は鮮やかで

どこまでも創造出来た


現実を知ったあとの夢は

どちらかというと願望に似て


もう手の届かないものに

あこがれるように遠くから見た


今となっては見ることすらない夢

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高熱が出た夜は

毎晩同じ夢を見た


全く知らない白黒で人のいない街

間近で黒い列車が通り過ぎる音


その意味は分からない

幼いころの記憶が蘇るだけ

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今の傷や辛かった経験が

いつか輝いて見えるように

今という道を僕は歩く


全てを持っていくことは

どうしても出来ないから


過去という道に荷物を置いて

ある程度身軽にしてから

未来という道を探しに行く

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幸せにしてあげたい人は

あなたの近くにいますか?



君の自由を僕の中で赦す事で

冒頭の問いかけが可能となる

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暗闇の中の一点の光

目を凝らして初めて見得るもの

あのころの君に

すこしだけ近づけた気がする

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苦しみから解放してくれる人が居て

そこに身を委ねれば苦悩や憎悪は

全て君が食べてくれる


僕もそんな人になれたらいい

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移り変わっていくものを

愛することができなくて

息苦しさを感じていた


変わらないものを

どこまでも求め続け

そこに居場所を求めた


一方で移り変わってゆくものに

心から感動し高揚する僕を

僕自身が許していなかった

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薄っぺらい未来

愛しく尊い過去


戻らなくなって

実感する悪い癖


美しい過去を増やして

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大切な人を愛せていますか?

周りの人を愛せていますか?

自分自身を愛せていますか?


僕と同じ症状の君へ

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結局裏切らないのは

普遍的なものばかりだ


景色や自然はいつも

期待を裏切らない


いい意味でも悪い意味でも

僕は人に裏切られる

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いつも通りの日常
端的で明解な言葉で遮断する

いつも通りの日常
僕はいつも人から逃げてる

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この先誰にも理解されてかったとしても

僕自身だけは自分を肯定できるよう


誰にも愛されなかったとしても

僕は人を愛せるよう

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どうして地球が存在していて

その中に自分が存在しているのか


意味や意義を聞いているのではなく

目的や役割を聞いているのではなく


ただただ君がどうしたいのか

聞きたかった


どうせいつか消えるのなら

残された時間を君はどうしたいのか

それを聞きたかった

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永遠に気づかれなくていい

ただ自分の中で大切にとっておきたい

君を大切にしたという証

エンドロールの頃に再生される感情

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たくさんの人が亡くなりながら

当たり前のように毎日を生きてる


使命ある人が亡くなって

目的の見えない僕が生きてる

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たびたび訪れる憂鬱感

生きる事を自問自答する数分間

走って降り切る数秒間

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いつまでも

どこまでも


振り返ることがなくても

君が振り返った時の為に

大きく手を振り続けた


僕の目に残る君の残像に

手を振り続けた

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生きているかどうか

確認すら出来なくなっても


夢の中ですら

会うことが叶わなくても


応援したくなる人

そんな人だった

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これで良かった、と

想わざるをえない


この先に幸せはない

僕は君を幸せにできない


君は君の目的を探しに

僕は僕の帰る所へ

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声に出して伝えなくても

通じ合ってしまう事がある


あとから答え合わせすると

おんなじ事考えてたりする


手をつながなくたって

見えない何かでつながってる

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分かれた線のその先を

全て網羅したいと想っても

実際には不可能だった


僕が選んだ運命以外の線は

見えない仕組みになっている

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結局、君との関係を育むのを諦めた僕がいた

その感覚に好かれながらも物足りなさと

勝手な期待を押し付けて投げ出した


そんな狂言に振り回されたのだから

嫌いになるのは仕方のないことだと思う

むしろ嫌いになってほしかった

より自分勝手に映ってほしかった


ただ、それが足枷になってしまうのは

避けなければならなかった


そして僕は壊れていく

いろんなことのバランスを保てず

誰も守ることができず

自分のせいで自分が壊れていった

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時計の針を進めてまで

僕が変わる事を望んだ


時計の針を戻してまで

尊い記憶に焦がれた

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頑張りや努力が見栄や虚勢に変わっても

思考や感情が変わったとしても


僕は僕だということ

僕の代わりは誰にもできない


昔見た景色を忘れたとしても

想い出が全て夢に消えたとしても


君は君だということ

僕にとって代わりはきかない

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目に見えないものが怖くて

震えることがある

結局見えないままのことが

あると知らずに

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もう一度、が何度も続く関係

もう会えない、が嘘になる関係


会った日を手がかりに明日を生き抜く

会えた日を足掛かりに扉から一歩踏み出す


結局君なしではバランスが取れなかった

僕の中から君を取り除くことができなかった

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この悪い状況下

可能な限り強がった


もう後ろは崖の淵

振り向いてはダメ


変われる自分を造り出す

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あまりにも理論重視で

感情に衝き動かされる事がなかった

要は圧倒的に感情が足りなかった

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最後の逃げ道までも塞いで

君との時間を作り出す


本能が目覚めるより先に

昔のように「好き」と思わせて


雲ひとつない月かけら

もう少しで融ける雪

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敵に思ってしまった方が

生きやすくなると思う

そうなって欲しいと願った

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傷つけると知っている部分を

伝えなければいけないのは

とても苦しいこと


だからこそ何でも言って

僕もそれに応えるから

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踏み込まなければ
問題に直面することも
なかったのだから


与えてくれたことに
いつも感謝した

傷ついてでも
傷つけてでも

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人を比べて優劣を図ることなど

全く無意味でしかない


例えば愛情の深さだとか

例えば許容の広さだとか


その無駄なことに

どれだけ無駄な時間を費やしたか

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僕がたとえ動けなくなっても

僕を愛してくれると君は言った


靄のかかった僕の視界

かすかに聞こえたその声

僕はその一言だけ握りしめた

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すれちがいは必ず存在する

触れられるほど近い距離でも
考えが分からないほど遠い距離でも

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人を傷つける正義も

またあるのだと

ただ、その正義に護られ

救われる人もいるのだと

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言葉というものは

短く儚いものだ


形もなく耳に残り

心に残り景色に残る


そして予告なく消える

悲しいほど跡形もなく


だから忘れたくない言葉を

僕はここに遺す

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僕にはこれ以上先の世界を

見る権利がありますか?

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君と出会った事は無駄ではないよ


姿が見えなくなるまで
別々の道を歩み進めようとも


いつも間違わないように
あの時の君が教えてくれるから

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凍える雪を掻き分けて

芽吹いてゆく強さ

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ありのままの自分か

あるべき姿でいる自分か

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月を撮ってみたくなったので

カメラを変えてみた

やっぱり詩も写真付きがいいね

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もうすべて手放してしまいたかった

人の人生を背負うことも

人の期待に応えようと無理することも


自分の正しさや信念さえぐらつき

それを隠して人と接するのが

もうそろそろ限界だった


ポロポロと剥がれ落ちるメッキ

どうしても動機付けられないビジョン

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僕は相変わらず君の一部で
君の存在を超えられない

言葉と言葉の間を
いつも何で埋めている?

感情と感情の間を
どうやってつなげてる?

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朝は希望と共に目覚め

夜は感謝と共に眠りにつく


僕は今のうちにこの場へ

言葉を込めておく必要があった


今できる限りコトバを紡ぐよ

そしてそれがいつか君に届きますよう


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